2016年11月22日 更新

私の知らない東京がそこに。『日本酒の香りがする街』に降り立ちました。

話題のお店に並んで、トレンドがつまったファッションビルでショッピングを楽しむ。それも素敵な休日の過ごし方だけど、たまには、つい誰かに話したくなるような「小さな発見」や「新しい感動」がある週末を過ごしてみるのはいかがでしょうか?

自然の中で過ごす週末。

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みなさんこんにちは。ハレット編集部です。

なんとなく、のんびりしたい週末。都会で、ゆっくりカフェやランチを楽しんでもいいけれど、たまには自然を感じたい気もする。

そんな時、東京の奥多摩にある「酒蔵見学」に参加してみてはいかがでしょうか?ハレット編集部がなんとなく向かった酒蔵見学。でもそこには素敵な発見がたくさんありました。

東京駅から、片道2時間で「日本酒の香りがする街へ」。

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東京都青梅市、沢井駅にある「小澤酒造」。

新宿から中央線を乗り継いでいくとだんだんと深い緑の山々に囲まれた素敵な街にたどり着きます。駅を出て少し歩いていると、鳥のさえずりや、爽やかな風に乗って、ふんわりと日本酒の香りが漂ってきます。

歴史を感じる酒蔵へ・・・

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小澤酒造の入り口は、とても大きな酒蔵と、渋い木の看板が目印。外観だけでも、古い歴史を感じられる建物です。

小澤酒造では、月曜日の定休日以外ほぼ毎日のように酒蔵見学を行っています。参加は無料で、予約もインターネットからできます。最近では若い女性のグループやカップルなどの参加が増え、おでかけスポットとしてもおすすめしたい場所です。

初めて知る、日本酒の作り方。

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酒蔵を見学する前に、まずは日本酒の製造方法について教えてもらいます。

普段から日本酒が好きな方、またこれから楽しみたい方でも、意外と日本酒の製造方法はご存知ないかもしれません。
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「日本酒は、単なるお酒ではなく、生き物なのです」と語るのは今回案内をしてくれた、小澤酒造の吉崎さん。
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日本酒の原料は、お酒用の玄米を使用しています。

これを精米し、蒸して「蒸米」というものにしたあと、種麹を混ぜて「麹」を作ります。次に蒸米に麹と水を加えた中で酵母菌を培養し「酒母」を作ります。この段階まできたら、いよいよタンクに仕込水、蒸米、麹、酒母を仕込み、発酵させます。

この一連の作業をすることで日本酒ができるそう。
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この工程は、お酒を作る職人・杜氏(とうじ)による熟練の技が求められてきます。美味しい日本酒を作るには、菌についての理解や、お酒の品質に関わる雑味の除去、発酵の様子などを管理する必要があるので、まさに、生き物を扱っているのです。

こうした、日本酒についての理解を深めることで、酒蔵をみるのがさらに楽しみになってきました。

薄暗い酒蔵の中へ・・・

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酒蔵の入り口には「杉玉(すぎだま)」または「酒林(さかばやし)」と呼ばれるスギの葉を集めて球状にしたものが吊るされています。

これは新酒が出来たことを知らせる役割を果たしています。吊るされたばかりの杉玉はまだ杉の葉の青々しさが残っていますが、やがて枯れて茶色がかってきます。この色の変化で新酒の熟成の具合がわかるのだそう。
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中に入る前には、靴の裏を殺菌してから入ります。お酒は菌でできているので、外の細菌を持ち込まないよう、注意しているそうです。

また、日本酒は香りが大切なので、香水をつけるのは控えた方がいいですね。
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中に入って、まず目に入ってくるのが、この大きな貯蔵タンク。ちょうど、作られたばかりのお酒が、入っているところでした。現在では写真のように大きなホーローの貯蔵タンクを主流にしています。
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昔は木桶での仕込みが主流だったようです。小澤酒造では、木桶で作られた日本酒もあるので、昔ながらの製法による日本酒も楽しむことができます。
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こちらでは、発酵をした醪(もろみ)から、お酒を絞り出す工程がみられます。大きな機械で、少しずつお酒が絞られる工程は、見ているだけで迫力があります。
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酒を絞った後の酒粕も、想像以上に沢山。

この酒粕はパンケーキなどに入れると、フワフワに焼きあがるのだとか!酒粕はスーパ―にも売っているので、試してみたいですね。

日本酒に使う湧き水はまるで「君の名は。」の世界。

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酒蔵の奥に進むと、澤乃井の仕込水が湧いている井戸に到着します。日本酒を作るのに欠かせない水。この中を進んでいくと・・・
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井戸というと、地下から水を引き上げているイメージですが・・・。もっと奥へ進んでいきます。
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「蔵の井戸」と呼ばれる横井戸。奥多摩の山々に降った雨が秩父古成層の岩板に、濾過され湧いています。

小澤酒造の日本酒は、この湧き水を使用しています。洞窟の中は、ひんやりとして、とても神聖な空気。ここにいるだけで、非日常的な神秘的な空間を感じられます。

自然の中で、小澤酒造の日本酒を。

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ここで、酒蔵見学がおしまい。

このあとは、地下道を通って実際に小澤酒造でつくられた日本酒が飲める『利き酒コーナー』へ向かいます。
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まずは、利き酒用のお猪口に、お好きなお酒を入れてもらいましょう。日本酒のお値段は、居酒屋で飲むよりもリーズナブル。

2杯目以降は、同じお猪口を使えば表示価格より、100円安く飲むことができます♪
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利き酒コーナーの近くには、奥多摩の美しい景観が楽しめる、ランチスポットもあります。
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日本酒はもちろん、自家製のお豆腐や湯葉を購入することができます。麺類などの軽食もあります。
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緑の深い山や、爽やかな川の流れをみながらのお食事と日本酒は、より一層おいしく感じられます。
まるで東京とは思えないほど、穏やかな時間が流れていて、日常を忘れるのにピッタリの場所。デートで訪れたら、とてもロマンチックな思い出ができそうです。

女性としての日本酒の嗜み方。

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社会人になって、お酒の席が増えてくると、「ちょっとお酒のレパートリーを増やしたいな・・・」と、考える方がいるかもしれませんね。

そんなとき、このツアーをきっかけにして、日本酒に挑戦してみるのはいかがでしょう。小澤酒造の吉崎さんに、女性でも楽しめる、日本酒の飲み方を教えてもらいました。
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日本酒の味には、大きく分けて4種類に分けられます。

まず、吟醸や大吟醸に多い「薫酒」。これはフルーティーな甘い香りがするので、魚介類や果物を食べるときなど、素材を生かした食事によく合います。その他の種類は、深い旨味や力強い味の「熟酒」、爽快で滑らかな舌触りの「爽酒」、ふくよかな香りとコクのある「醇酒」、と分けられます。
自分が、どんなお酒が飲みたいか、またどんな食事のシーンや、食材に合わせたいかによって、日本酒を選ぶのが良いでしょう。四季の食材に合わせて、日本酒を選ぶのも、上手な楽しみ方だそうです。
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吉崎さんのおすすめは「純米吟醸 蒼天(そうてん)」。フルーティな香りで初心者にもぴったりだそう♪
http://www.sawanoi-sake.com/shop/1297.html)

またハレット編集部のおすすめは「熟成 蔵守」。3年以上熟成させた日本酒は、ウイスキーのような風味です。

また「東京蔵人」はとても飲みやすくて、さわやかな味わいでおすすめです・・!(http://www.sawanoi-sake.com/shop/14348.html)

日本酒って飲み比べてみるとこんなに味が違うんですね!

東京で感じる、日本の伝統。

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奥多摩の自然、水、気候など、全ての条件が揃った上で、美味しい日本酒を作ることができる。そうした条件の上で、酒造の皆さんがこだわりを持ってお酒を作り上げています。土地の恵みを受けながら、人が丹精を込めて作り上げる一品。そこに、日本酒の美味しい理由があるのかもしれませんね。

わざわざ遠くへ行かなくともこうした体験ができるのが東京のいいところでもあります。次の週末は、大切な人と一緒に、東京で日本の伝統を体感しに行きませんか?

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